マリオの魔力

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Architect of Music: マリオの魔力
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最近は風呂上がりの22時近くに
ちゃんと寝てくれる息子たっくん。

たっくんを寝かしつけたあと、
(実際は寝かしつけるという工程は
 ほぼ皆無に等しいのですが)
最近は、NewスーパーマリオブラザーズWii



奥さんが進んで「ゲームやりたい」なんて
いうことは今まであまりなかったんですが、
(以前だとスーパーマリオギャラクシーくらい)
今回は奥さんがすすんで「やりたい!」
っていう、そんな魔力を持つゲームです。

スーパーマリオギャラクシーのときも
そんな印象を持ちましたが、
このマリオシリーズはすごく良く考えられてます。

ゲーム歴やゲームスキルによる楽しみの差
なんてものは感じません。
多少の慣れは必要ですが、慣れてしまえば、
誰でも笑いながらプレイできちゃいます。

1UPしやすいというのもマリオならでは。
そして、ミスしてしまっても、次に復帰する
ポイントを自分で選べるという斬新さにより、
ゲームスキルが低めの方でも、ひとりだけ
コースの最後にたどり着けないなんていう、
切ない(参加してる感の低下や疎外感)気持ちに
ならないように、工夫されています。

アイテムも豊富ではありますが、だからといって、
システムとしてわかりづらいほどではなく、
とっつきやすいし、それぞれに意味のあるツール。

操作はクラシックな十字キー&A&Bを踏襲し、
Wiiリモコンでいう十字キー&1&2。
これに「Wiiリモコンを振る、傾ける」という新しい要素も
ちゃんと有効に利用している。
ほんとはもっと複雑な操作ができるはずだけど、
敢えてそれを使わない。シンプル+α。

「ステージクリアできないようにしてやろう」ではなく、
「なんとかして全員に楽しくクリアしてもらいたい」。
だからこそ、そのために用意している
ツールだとかシステムだとかはシンプルに。
でも、簡単すぎじゃあこれまたおもしろくないため、
しっかり新しい要素が盛り込まれていて、
退屈しないし、そこそこ難しい。

このバランスが絶妙です。

中でも、注目すべき新しい要素のひとつが、
最大4人が1画面上でプレイするという仕組み。
画面分割じゃなく、1画面上ってのが良いです。
ある程度画面上のズームイン、ズームアウトで
人による進み具合の違いをカバーしながらも、
あまりにも進みが遅かったら
ペナルティで1人減ってしまう、という
名付けるなら「アイスクライマー方式」を採用。
(懐かしい)

まだ4人同時ってのはためしたことなくて、
我が家は2人で同時プレイなんですが、いやはや、
違和感とか嫌悪感がないというか、
その制約が逆に楽しいというか。

このシステムが、難易度を下げてくれている部分もあれば
場合によっては難易度を上げている部分もあります。
特に縦スクロールでは、落ちすぎたら
ペナルティで一人減りますから、
まさに「アイスクライマー」です。

小学生同士ならケンカになるかも(笑)。
そのワイワイガヤガヤ、ケンカも全部ひっくるめて、
マリオの楽しさなんだろうな〜と。
敢えてネット経由の同時プレイとかを
サポートしなかったのは、正解だな、と。
たぶん、大事なのはプレイしながらの
ワイワイガヤガヤなんですね。

何度も書きますが、
ほんと良く考えられてます、このゲーム。
CMの見せ方もキャスティング含めて巧いですし。

そりゃ、1週間で100万本とか売れちゃいますよね。

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