ありがとうさようなら


▼記事全文・写真・リンク先は、下記BLOGで確認することができます。
Architect of Music: ありがとうさようなら
Link: http://sei.lovely.to/index.cgi?url=http://sei.lovely.to/archives/002764.html

      • -

実家に居た中学時代からずっと生活をともにし、活躍してくれていたSONYのミニコンポくんとお別れしました。

直接的なきっかけは、先日購入したHDDネットジューク(またまたSONY)の導入による家庭内音楽環境のリストラクション。間接的なきっかけは、やはり避けられなかった彼自身の老朽化でした。

購入当時はHDDなんてPCにもついていない時代で、あったとしても20MBもあれば十分な時代だったかと。そんな中、彼は当時としてはまだ珍しいMDデッキをオプションで搭載し、5連奏オートチェンジャーCDやオートリバースWカセットデッキ(懐かしい表現やなあ)を引っさげて、大阪の実家での鮮烈なデビューを果たしました。その後3度の引っ越しを耐え抜き、今までずっと頑張って奏でてくれていました。

しかし、彼にも「老い」が徐々に且つ確実にやってきていました。

まずは実家時代にMDのピックアップが認識不能となり、MDデッキ部分とさよならしました。

1度目の引っ越しをしてからしばらくしてオートリバースWカセットデッキがまともにオートリバースしなくなりました。

次の引っ越しあたりを境に、5連奏オートチェンジャーCDのうち1つがCD排出できなくなりました。

でもラジオは問題なく使えましたし、なにより、外部接続したMDデッキを併用し、「KARAOKE PON機能」を使ってKANさんの全楽曲をカラオケ状態にしてMDデッキを作ったりするのに大活躍。まだまだ現役として長くお世話になりました。このMDは知る人ぞ知る「KANカラMD」と称され、オフ会などで歌いまくったという思い出もありますよね。あのときの彼は輝いていました。

しかしさすがに最近は使用される機会も少なくなり、このまま埃をかぶせているのもかわいそうだと考え、このたび「ありがとうする」ことになったわけです。(我が家の婉曲的表現)

15年以上、嬉しいとき、悲しいとき、いろんなシーンでいろんなBGMを奏でてくれました。君のスピーカーからKANさんを何回聴いたかも数えきれません。今まで本当にありがとう。さようなら。...

Powered by Movable Type
Version 3.01D-ja
http://www.movabletype.jp/