太郎と花子の寒い結末


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Architect of Music: 太郎と花子の寒い結末
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途中から結末がわかっているストーリーのエンディングくらい寒いものはありません。例えば、

「最後は太郎と花子がくっついて終了」

というストーリーを最終回までに知ってしまったとしても、まだそれならどんな展開でそこに至るのかまではわからないからOK。でもこれが、

「太郎と一度別れた花子はロミオとくっついてしまいそうだったんだけどロミオが実は莫大な借金持ちだということを隠していたのが花子にバレて、その上、太郎と花子の間に9年前に出来た娘、ジュリエットが強く説得するもんだから、まあいいか的に太郎と花子が消極的ながらもくっついてみたら、あら、意外とうまくいきそうじゃないの、てな感じでハッピーエンド。それを聞いた花子の父・ボブは、それまでの頑固な態度とはうってかわって、二人を祝福する涙を誰よりも流した。そして、エンディングスタッフロールがBGM【桃太郎】をバックに流れる。」

というストーリーや終了手段までも知ってしまったら、一気に寒くなるんです。わかりきったラストシーンに向けて進行するのを待つだけ。全然気持ちが良くない。ていうか上に書いたストーリー自体が寒くて視聴率2%モノですが(笑)。

大盛りすぎる焼きそばなめの神宮球場 posted from フォト蔵

今日の神宮球場、「東京ヤクルト×阪神」は、3対3で迎えた9回裏、スワローズの攻撃。2アウトランナーなしから中継ぎ・能見がフォアボールを出し、内野安打を打たれ、ランナー1・2塁で守護神?・久保田がマウンドにあがった瞬間、少なくとも「勝てない」という結末が見えました。たとえ延長戦にもつれ込んだとしても、勝てない、と。

久保田の初球、センター前ヒットでフルカウントフルベース。ここで「押し出しフォアボールでサヨナラ負け」のシナリオが確立しました(^^ゞ。あとはその筋書き通りにストーリーが進むのを待つだけでした(涙)。

負けてもいいから、せめて、そこで筋書き通りのストーリーにならないチームであって欲しかった。テレビでならどっかで見たことのある結末をわざわざ神宮球場で生で見られたというだけでした。あと、桧山が6番に居続けた理由がわからない。バットに当たらないとかそんな問題じゃなくタイミング全くあってませんでしたから。明らかに空気が読めてないバッティングでした。

でも、結末以外はいろいろ貴重なものが見られたので良かったです...

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