左から何も聴こえないGW

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類に漏れず、
GWが日曜日で終了しました。

今年のGWは5ヶ月の息子もいたし、
基本的に熊谷から出ることはほとんどなく、
動きのない静かなGWでしたが、
左耳は本当に静かでした。

言い方を変えると、
左から何も聴こえないGWでした。

もっと言い方をわかりにくくすると、
右から何かがやってきても
左に受け流せないGWでした。

一番簡単に言うと、5月2日、いきなり
左耳が完全に聴こえない状態に陥りました。
そのまま5月3日の夜勤をなんとかこなし、
近所の耳鼻科が休み明けの5月8日に初診し、
連休明けの5月11日にようやく回復するまで、
ずっと左耳が聴こえないままのGWでした。

いわゆる「耳垢栓塞」です。
耳掃除はちゃんとやっていましたが、
知らず知らずに一部の耳垢を
奥に奥にと押し込んでいたらしく、
数年、いや十数年かもしれない蓄積で
とうとう5月2日に左耳を塞いでしまったのでした。
なんともお恥ずかしい。
掃除してたつもりが、汚していたなんて・・・。

で、よりによってこんなときに耳鼻科が連休入り。
右耳を閉じるとなにも完全に聴こえないくらい、
それくらいの閉塞度でした。
自分でもびっくりしました。
このまま聴こえなくなったらどうしようかとも
思いました。

実際、5月3日の夜勤、電話のやり取りは
マジ焦りました。左で受話器を持つので、
マジ聴こえない。
骨伝導の電話買わなきゃ
ならんのかと考えてしまいました(^-^;

さて、待ちに待った耳鼻科の休み明け、
初診では固くなりすぎて除去できず、
グリセリン入りの点耳薬で耳垢をふやかし、
5月11日リトライ。

専用の器具やら掃除機で無事除去完了。

1行で書いちゃってますが、
めちゃくちゃ痛かったです。
でも、無事に聴こえるようになり、
モノラルな1週間余りとお別れ。
両方の耳で聴きとることの有り難さを
身に染みて感じました。

最初は一瞬、右耳だけでも大丈夫かも?
と思いましたが、大間違い。
人は無意識のうちに、2つ以上の音を
識別し続けて生きているのだと痛感。

何かを聴いている間に割り込んでくる音を
もうひとつの耳で察知しているんですね。
片耳だと、これが処理しきれないんです。
このGWで一番困ったのが、このことでした。

いやはや、ほんとにもう、
耳掃除のやり方には注意しないといけません。
じゃあ一体どんな耳掃除をすればよいのか。

実は誰にもあてはまる
オールマイティで明確な答えはなかなか
ないのだそうで、
人それぞれの体質で、相応しい耳掃除の仕方が
まちまちなんですって。

少なくとも、自然に耳の外へと
出てきた分を取り除きさえすれば、
基本的にはそれ以上奥まで掃除する必要はない
とのことです。

もちろん、身嗜みレベルの掃除はすべきですが、
あまりやりすぎると、傷つけたり押し込んだりで
いいことはないんですって。
目に見えない部分は、無理に掃除しなくても
いつか必ず出てくるので、そのときに
漏れなく除去しておけばOK。

とは言え、これも個人差があるんだそうです。
自然に出てきにくい体質というのもあり、
そうなると、
定期的に耳鼻科にいかないといけないという。
しかも耳垢の湿り度合いは遺伝するそうですし。
なんと奥深いんだ・・・耳掃除。

皆さんも、ぜひ気をつけてください。
もし、すこしでも耳の奥に違和感を感じたら、
えらいめにあう前に、恥ずかしがらず、
早めに耳鼻科で受診を・・・。
そして自分の耳質を把握しておきたいところです。

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