テレホ


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Architect of Music: テレホ
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一時期「チャット」が流行ったのは「テレホ」のおかげだったんだと、改めて感じる今日この頃です。

テレホ。今このサイトを見てくださっている方で、この言葉に反応する人ってどれくらいいらっしゃるでしょう?23時〜8時まで月定額1800円でアナログ回線に接続可能なNTTのサービス、「テレホーダイ」の略称です(今でも料金とか全然変わってないんですね〜)。

1996年9月に実家に導入した、という日記を今日アップしたことから、当時の記憶を懐かしんでこのエントリを書いています。もう10年も前です。そんなに長いことネットやってるんだなあ、と、改めて驚きます。

残念ながらチャットについては、「何時にこのチャットに集まって!」という待ち合わせなどを行っていない限り、現在ではほとんど機能できていません。このサイトのチャットも2つありますが、ほとんど「チャット」としての機能は果たせていません。ごめんなさい。

テレホが全盛期だったアナログ接続時代。皆、テレホ適用時間帯となる23時目掛けてネットに繋いできました。僕の場合だと、1996年当時は、太っ腹なことにアイ・オー・データライブドアが無料アクセスポイントを提供していたので、出来る限り従量制のBIGL○BEを使わないようにしながら、回線が混み合って接続しにくい無料アクセスポイントから、19200bpsの遅い通信速度を誇るモデムをピーピーガーガー言わせながら、なんとか繋ごうと必死でした。22時59分50秒あたりにモデムでダイヤルし始め、23時ジャストに繋がるように頑張る、という按配でした。激戦に敗れると、1時ごろまでまともにつなげなくなるという・・・(笑)

この「皆がネットにほぼ同時に繋ぎはじめる」という事象が、そのまま待ち合わせ時刻の代用となり、「23時にチャットに行けば、誰かしら入室している」という状況を生み出したのです。だから、チャットに人が集まり、賑わいやすかった、というわけなのです。

最近ではどんな時間でも高速回線で常時接続、固定料金。みんながバラバラの時間帯にネットに繋ぐため、待ち合わせするのにふさわしい時間帯っていうのがなくなってきた上に、コミュニケーション手段も多種多様になったこともあり、チャットの役割が薄れつつあるというのが正直なところなのかもしれません。

でも、うちのサイトの2つのチャットは、まだまだ終わらせたり...

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